新入社員への教育指導では失敗談を多く語ろう

子供を教育するのに言葉では通じない

新入社員への教育指導では失敗談を多く語ろう 子育て真っ最中です。今、子供は小学校5年生になり反抗期をちらほら迎えているようです。私の教育方針は、子供にどちらかというといい子を求めてしまっていると思います。そのいい子とは、大人が考えるいい子です。しっかり挨拶をする、家に上がるときには靴をそろえる、汚い言葉遣いを使わないというようなことです。おかげで、娘は外ではとても礼儀正しい子で通っています。でも、妹に対してはとても嫌な言い方をしたりするときがあります。

例えば、どうしてそんなこともわからないのと言っていたことがあります。娘が下の子にそんな風に言っているのを聞いたとき、嫌な言い方だなっと思ったと同時にはっと気が付きました。それは、私が娘に怒っているときによく言う言葉だからです。私は娘に人に優しくしなさいとか、相手の気持ちを考えなさいとか言っているのに、自分は娘に嫌な言い方をしていたのです。どんなに、口で正論を説いても子供の心には伝わっていないと気が付きました。子供は結局は親の姿を見て育っているのです。親が普段していることや話していることを真似しているのだと痛感しました。その時、私は娘に謝りました。娘に辛い思いをさせていたのだと気が付いたからです。そして、自分もこれからはそんな言い方をしないから娘にもしないように約束をさせました。娘は、素直にうなずきました。それ以来、娘は妹に対して嫌な言い方をだいぶしなくなりました。私は、娘を教育しながら自分も教育されているような気がします。